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ハワイ、オアフ島の住宅不動産マーケットは6月に続き好調で、7月の統計も戸建て物件の価格中央値が$992,500(前年同月比 +21.8%)と記録を更新、コンドミニアムの中央値は$475,000(比 +8%)とこちらも記録を更新し、上昇し続けております。成約物件数も戸建て物件は404件(比 +11.9%)、コンドミニアムは671件(比 +57.5%)と勢いが止まらない状態です。さらに驚く統計が、物件の市場に出ている日数の短さです。戸建て物件は平均9日間(比 -4日)、コンドミニアムは平均11日間(比 -15日)と後者は記録を大幅に更新するような驚きのスピードでエスコロー手続きへと進んでいます。まさにセラーズマーケット、売り手市場の傾向で、戸建て物件とコンドミニアム、いずれも平均で6割近くが売り出し価格を上回る価格で制約となっており、特に高めの物件($700,000以上)においては7割近くが売り出し値以上で売れている現状です。
ホノルル、カカアコ周辺は変わらず建設ラッシュで次々とコンドミニアムが建っていますが、建設完了前に大半の物件は売れており、例えば今注目を浴びているワードビレッジの「Victoria Place」は工事開始から3か月半にもかかわらず、現時点で既に85%の物件が売却済みとなっているそうです。
建設ラッシュに負けない勢いで売れていく物件、いつまで続くか見どころではないでしょうか。