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助成金・懸賞詐欺から身を守るために:知っておくべきこと
助成金や懸賞に当選したという知らせは、まるで夢のように感じられるかもしれません。しかし、実際には、お金や個人情報をだまし取るための詐欺かもしれません。こうした詐欺に遭ってしまうと、失うのはお金だけでなく、時間や安全までも奪われてしまいます。
助成金・懸賞詐欺の手口とは?
助成金・懸賞金詐欺には一定のパターンがあります。ここでは、典型的な手口と流れをご紹介します。
1. ニセの「当選しました」メッセージ
まずはじめに、助成金または懸賞に当選しました、という内容のテキストメッセージやメールが届きます。送信者は、本人確認や賞金の手続きを行うためとして、氏名・住所・収入・年齢などの個人情報の提供を求めてきます。
2. 手数料の支払い
当選額を選べると言いながら、「清算手数料」を前払いするよう求めてきます。たとえば、以下のような条件が提示されます。
- 35,000ドルを受け取るには850ドルを支払う
- 100,000ドルを受け取るには2,150ドルを支払う
- 200,000ドルを受け取るには3,500ドルを支払う
3. ギフトカードの罠
手数料を送金するのではなく、現金を引き出してギフトカードを購入し、裏面のコード部分を削ってカードの写真を送るよう指示される場合があります。
4. 終わらない追加料金
最初の支払いを送ると、「郵送料」や「国土安全保障局の書類手数料」などと称して、さらに別の料金を求めてきます。これらは「あとで返金される」と説明されることもあります。現金を箱に入れて「ギフト」として郵送させるなど、巧妙な手口が使われることもあります。
5. 現実の発覚
どれだけ支払っても、約束された当選金は届きません。詐欺だと気づいたときには、すでにお金は失われており、取り戻すのはほとんど不可能です。
身を守るためのポイント
こうした助成金・懸賞詐欺の被害を防ぐために、以下の点にご注意ください。
不審なメッセージは無視する:
知らない送信者から「当選しました」というメッセージが届いた場合は、すぐに削除してください。メッセージに返信したり、相手とやりとりしないようにしてください。また、メッセージ内のリンクや書類は絶対に開かないでください。
信頼できるか確認する:
正規の団体や企業が、賞金の受け取りのために手数料を請求することはありません。真偽が分からない場合は、公式の連絡先から直接確認してください。
ギフトカードでの支払い依頼に注意する:
正当な懸賞や助成金が、ギフトカードでの支払いを求めることは決してありません。これは典型的な詐欺のサインです。
個人情報を守る:
ソーシャルセキュリティ番号、銀行口座の情報、パスワードなどの機密情報を、相手に決して伝えないでください。
被害に遭った場合は通報を:
もしこのような詐欺の被害に遭われた場合は、最寄りのFBIオフィスに通報するか、連邦取引委員会(FTC)のウェブサイト ReportFraud.ftc.gov から被害を報告してください。
お客さまの安全が最優先です
セントラル パシフィック バンクでは、プロモーションキャンペーンや懸賞を行うことがありますが、その際に口座情報、パスワード、ワンタイムコードなどをお客さまにお尋ねすることは決してありません。また、当行から予期しないリンクを送信したり、個人情報の提供を求めたりすることもありません。
もしそのようなメッセージを受け取った場合、それは当行からの連絡ではありません。ご不明な点やご心配なことがありましたら、下記まで直接ご連絡ください。
●日本語カスタマーサービスセンター
808-544-5625
営業時間:月~金曜 8:30~17:00(ハワイ時間)
CPBオンラインバンキングをご利用のお客さまは、「セキュアメッセージ」からもご連絡いただけます。
https://jp.cpb.bank/contact-us/how-to-use-secure-messages/
CPBの日本語ウェブサイトでは、特殊詐欺から身を守るための情報をご紹介しています。ぜひご覧ください。
https://jp.cpb.bank/fraud
詐欺の被害に遭わないために、よくある犯罪の手口や被害を回避するための方法など、役立つ最新情報をご紹介しています。




