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◄  検索結果に戻る  |  2023年5月05日

現在の銀行業界の状況について

現在の銀行業界の状況について

アメリカ本土に拠点を置く別の大手地方銀行が破綻したことで、アメリカの銀行業界にさらなる不安が広がっています。しかし、3月に起きた2件の銀行破綻と同様、この度のファースト・リパブリック銀行の状況は、セントラル パシフィック バンク(CPB)とは全く異なるものです。

 

CPBの財務的な強さ

  • CPBは、70年近い歴史を持ち、ハワイのすべての人々の個人およびビジネスのニーズを支援してきた堅実なコミュニティバンクです。
  • 当行は、第1四半期の決算において、安定した預金残高、堅実な資産の質の維持、強固な流動性と自己資本を背景に、堅調な業績を達成しました。ハワイでは、預金市場において引き続き競争的な状況が続いています。しかし、2023年3月31日までの第1四半期中、CPBは預金総額を1100万ドル(0.2%)増加させました。これは、多くの方が他の金融機関から当行に資金を移していることを意味し、CPBに対する信頼と信用の証しであることがわかります。
  • セントラル パシフィック ファイナンシャル(CPF)の信用格付けは、主要な信用格付け機関のフィッチ社からBBB-を取得しており、現在の銀行環境下においても、CPFの高水準な格付けは維持されています。
  • 2023年3月31日現在、CPBは30億ドル以上の流動性を有しており、万が一必要となった場合には、これを活用することができます。

 

ファースト・リパブリック銀行とCPBの相違点

  • 多額の口座残高を持つ富裕層の顧客に焦点を当て、その預金の多くが保険に加入していなかったファースト・リパブリック銀行とは異なり、CPBの個人預金口座の平均額は2万ドル未満です。
  • 私たちは、お客さまからの長年のご愛顧に感謝しております。当行はハワイ関係の預金を67億ドル保有しており、預金残高の66%がFDIC(連邦預金保険公社)によって全額保証されています。
  • また、当行はハイテク産業、大規模なベンチャーキャピタルプロジェクト、暗号(仮想)通貨などの取り扱いはありません。

 

ハワイの銀行:預金管理による長期的成長

CPBをはじめとするハワイの主要銀行は、パンデミック発生中およびその後も、責任を持って着実に預金残高を成長させてきました。 一方、アメリカ本土の地方銀行は、この同時期に急激に成長し、リスクを大きく高めています。

 

・総預金残高の成長率(20191231日と20221231日の比較)

破綻した地方銀行                    
シリコンバレー銀行        180%       
シグネチャー銀行         119%       
ファースト・リパブリック銀行     96%       
破綻した銀行の平均成長率     132%        

 
ハワイの銀行
バンク・オブ・ハワイ       31%
ファースト・ハワイアン・バンク  32%
セントラル パシフィック バンク   32%
ハワイの銀行の平均成長率     32

 


追加情報

  • 最近の市場調査では、CPBはハワイにおけるすべての地方銀行の中で顧客満足度において最も高い評価を受けました。
  • また、同調査では、評判や地域との強い絆、顧客との関係を大切にする銀行であることから、CPBは上位に評価されました。
  • ハワイ・ビジネス・マガジンの「Best Place to Work(もっとも働きがいのある企業)」に14年連続で選ばれ、従業員と地域社会への貢献が高く評価されています。
  • 最近の米国中小企業庁(SBA)ハワイ太平洋諸島支局による表彰で、CPBの顧客が17部門中13部門に輝き、ハワイの中小企業市場に対する当行のコミットメントをさらに明確にしました。
  • CPBは3月、SBAハワイ事務局から、2022年のレンダー(貸し手)・オブ・ザ・イヤーのカテゴリー2をはじめ、地方銀行としては最多の賞と表彰を受けました。 CPBは2007年以来、同賞を13回受賞しています。
  • CPBは、お客さまと地域社会のために尽力しています。


※本文は英語版が正本であり、日本語訳は参考です。これらの両言語版間に矛盾抵触がある場合、英語版が優先されます。