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◄  検索結果に戻る  |  2022年10月20日

セントラル パシフィック ファイナンシャル コーポレーションが、 アーノルド・マルティネスを銀行および持株会社の CEO に任命

セントラル パシフィック ファイナンシャル コーポレーションが、 アーノルド・マルティネスを銀行および持株会社の CEO に任命

写真左から:キャサリン・ノー、デビッド・モリモト、アーノルド・マルティネス、ポール与那嶺

ハワイ州ホノルル(20221020日)── セントラル パシフィック ファイナンシャル コーポレーション(NYSE CPF、以下「CPF」または「持株会社」)は、本日、アーノルド・マルティネス(Arnold Martines)をCPFおよびセントラル パシフィック バンク(以下「CPB」)の最高経営責任者(CEO)および代表取締役に任命することを発表いたしました。なお、この人事は2023年1月1日より執行されます。

現在CPBおよび持株会社の社長兼最高執行責任者(COO)を務めるアーノルド・マルティネス(58)は、202311日付けで社長兼最高経営責任者(CEO)に就任いたします。なお、現在社長兼CEOを務めるポール与那嶺(Paul Yonamine65)は、同日をもって名誉会長に就任いたします。また、現在取締役副会長を務めるキャサリン・ノー(Catherine Ngo61)は、同日をもって取締役会長に就任いたします。

今回の人事について、ポール与那嶺は次のように述べました。

「アーノルドは、ハワイの地元の銀行業界で25年以上にわたり活躍してきましたが、その中でもCPBに20年近く在籍し、CPBを大きく前進させてきた人物です。彼は、コミュニティに対する真の愛情を持ち、増え続けるお客さまと確かな関係性を築き上げています。CPBを未来に導くために、これ以上の適任者はいませんし、私も彼の新境地での活躍をできる限りサポートしていきたいと思っております」

2004年にCPBに入社して以来、マルティネスは常に自分自身とCPBを成長・飛躍させてきました。特に中小企業のサポートに尽力してきた実績においては、スモールビジネスの真のチャンピオンと言えるでしょう。その一例として、パンデミック時には、中小企業にとって命綱となった給与保護プログラム、ペイチェック・プロテクション・プログラム(PPP)を主導。これにより、CPBではハワイの銀行で最も多い、ハワイ全体のPPPローンの28%に相当する11,883件、8億7,000万ドル相当のPPPローンを地元の中小企業に提供しました。なお、この割合は全米のどの銀行よりも高いものとなっています。また、最近では、CPBの店舗やATM、デジタルプラットフォームの改修や、ホノルル・ダウンタウンにあるランドマークビルディング「セントラル パシフィック プラザ」の再開発など、4,000万ドルを投資した多角的なブランド再構築プログラム「RISE 2020」においても重要な役割を担いました。

「私のキャリアの大半を費やしてきたセントラル パシフィック バンクのCEOに就任することは、大きな喜びであり、大変光栄なことと受け止めております」と、マルティネスは語りました。

「近年実行したリブランディングとデジタルサービスのアップグレードにより、私たちはここハワイで、大切なお客さまに最新のデジタル技術を提供しながら、これまで培ってきたサービスを活かしてフランチャイズを拡大できる立場にあります。仲間である従業員と手を取り合い、お客さまの期待に応え、CPBを新たな高みへと導いていくことに誇りを持っています。ハワイ島で育つ中で学んだ価値観が、銀行経営に反映されるよう努力いたします」

金融サービス業界で25年の経験を持つマルティネスは、2004年にCPBに入社して以来、社長兼COO、最高銀行業務責任者(Chief Banking Officer)など、さまざまな経営幹部ポジションを歴任してきました。ホノカア高校とハワイ大学マノア校を卒業し、パシフィックコーストバンキングスクールを修了。地域活動やチャリティーにも積極的に参加し、現在ではボーイスカウトアメリカ連盟アロハ支部(元会長)やチャイルド&ファミリーサービス(元会長)、ホノルルYMCAの役員を務めているほか、セントルイススクールの理事としても活動しています。

与那嶺は、これまでのようにハワイと日本のビジネスとコミュニティ活動を支援するとともに、CPBおよび持株会社の名誉会長となり、マルティネスのアドバイザーとして活動する予定です。また、日本の株式会社三井住友銀行(SMBC)、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、サークレイス株式会社では引き続き社外取締役を務め米日カウンシル、そしてハワイのパシフィック・インターナショナル・センター・オブ・ハイテクノロジー・リサーチ(PICHTR)では、理事として団体の運営に尽力いたします。

ノーは、CPBと持株会社の両方の取締役会長という役割に加えて、引き続きCPB財団の理事長を務め、コミュニティやビジネス活動、とりわけ女性が経営するビジネスを支援する活動に積極的に参加します。また、理事を務めるクイーンズ・ヘルス・システムズでは、理事会財務委員会の会長として活動する予定です。そのほか、ハワイガスおよびハワイ・コミュニティ・ファウンデーションの理事、カトリック・チャリティーズ・オブ・ハワイおよびトラスト・フォー・パブリック・ランドの諮問理事での活動も継続する予定です。

セントラル パシフィック ファイナンシャルコーポレーションについて

セントラル パシフィック ファイナンシャルコーポレーション(CPF)は、約73億ドルの総資産額を有する、ハワイを拠点とする銀行持株会社です(2022年9月30日現在)。主要子会社であるセントラル パシフィック バンクは、ハワイ州で27の支店と65のATMを展開しています。詳細については、ウェブサイト(jp.cpb.bank)をご覧ください。

[英語版はこちらから]